院長診察日記

プレスリリース
第2回北陸口腔インプラント治療懇話会症例検討会(アクタス H26.1月号)

治療技術と安全性の向上へ

多様な症例報告、意見交換

「北陸口腔インプラント懇話会」の第2回症例検討会(北國新聞社後援)が11月17日、金沢市のしいのき迎賓館で開かれました。北陸3県でインプラント治療にあたる歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士が、治療技術と安全性の向上に向けて意見交換しました。

洞粘膜の破損防ぐ治療法を紹介(室木代表)

室木代表は、独自に開発した器具を使い、上あごにインプラントを埋め込む治療法について解説しました。

上あご奥歯の上には上顎洞と呼ばれる空洞があるため骨が薄くて脆く、インプラントが貫通する場合もあります。最近は、空洞内側の骨の粘膜(厚さ0.5ミリ)を剥がし、骨と粘膜の隙間に人工骨を移植してインプラントを埋め込めるだけの厚みを作る「サイナスリフト」という治療法が普及し始めています。しかし、この方法は粘膜を剥がす際に破れてしまい、人工骨を移植できないケースも少なくありません。

室木代表は、独自に開発した粘膜が破損しにくい器具「TM Sinus Lift Kit」と内視鏡を使い、安全で確実に「サイナスリフト」を実践している症例を報告し、出席者の関心を集めました。