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プレスリリース
再生医療と組み合わせたインプラント治療法の普及活動について北國新聞に記事が掲載されました。(平成29年11月24日)
2017.11.23

 

「難関」上あご奥歯で七尾・室木医師

●インプラント治療普及を

石川臨床インプラント学術研究会の室木俊美会長(室木口腔外科医院・口腔インプラントセンター院長=七尾氏中島町浜田)は、自身が確立した上あご奥歯のインプラント治療の普及に乗り出した。
骨量を増やす再生医療を組み合わせて、「口腔の難関ゾーン」のインプラントを可能にした。全国の医師に研修を始めており、高齢化でインプラントの需要が増す中、先進医療を地域歯科に広める。

インプラントはあごの骨を足場にしてチタン製の人工歯根を埋め込み、人工の歯を装着する治療法で、入れ歯や差し歯が難しくなった高齢者を中心に普及している。歯が抜けて時間がたった部分では、あごの骨が痩せてしまっているため、人工歯根を固定できず、インプラントができない課題がある。

 

●再生医療と組み合わせ 専用器具を開発

室木院長によると、特に上あごの奥歯は無理に人工歯根を埋めようとすると、鼻腔の横にある空洞「上顎洞」に突き抜ける危険がある。このため多くの医師が諦め、治療を受けられない患者が多い。

日本顎顔面インプラント学会の調査では、医師の技量や知識不足のために上顎洞に突き抜ける形で人工歯根が埋められたケースもある。

室木院長は12年前から、薄くなった上あごの骨を増やす再生医療を組み入れたインプラントを始めた。患者の血液から抽出した繊維状のタンパク質と人工骨で骨を再生させた上で、人工歯根を埋める方法を用い、これまで200人に実施してきた。室木口腔外科医院には全国各地から患者が訪れている。

室木院長は多くの医師がこの手法を取り入れやすいよう外国メーカーと専用器具を共同開発し、全国各地の研修会で若手に指導している。12月に富山市で開かれる同学会の総会学術大会で発表する。室木院長は「再生医療を合体させた安全安心な治療法を普及させたい」と話した。

 

写真キャプション
再生医療と組み合わせたインプラント治療を説明する室木院長

 

(以上原文引用)