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プレスリリース
TMサイナスリフトキットを使うインプラント手術について北國新聞に掲載されました。(平成23年3月3日)
2017.11.17

改良ドリルで安全性向上

中島の室木院長 人工歯根に新手術法 9月に学会発表

 

日本口腔インプラント(人工歯根療法)学会専門医を務める室木歯科口腔外科医院(七尾市中島町浜田)の室木俊美院長(54)は2日までに、改良を加えた最新の専用ドリル器具による上あご奥歯の新しいインプラント手術法を確立した。粘膜の損傷を防ぎ、患者の負担軽減にもつながる手法で、9月に名古屋市で開かれる同学会の総会で発表する。

インプラントはあごの骨に直径4ミリ、長さ12ミリほどのチタン製の人工歯根を埋め込み、人工の歯を装着する治療法。入れ歯や差し歯が困難になった患者に有効とされる。
しかし、上あご奥歯のインプラント手術では、上あごの上に上顎洞という空洞があるため、骨が薄くてもろく治療は困難を極める。上あごの骨を削る際、先のとがったドリルやのみ状の器具を使うため、一歩間違えば骨を突き破り、上顎洞内の粘膜を傷付ける恐れがある。このため内部の状態を確認するため、歯茎から内視鏡を挿入する必要があった。
室木院長は歯科器具メーカーとともに共同研究を重ねる中、新タイプのドリルを開発。先端は円筒状でとがって無く、ねじのように切れ目が入り、骨をゆっくり削ることができる。同医院で2009年9月ごろから、患者41人の手術でこのドリルを使用したところ、骨を削りすぎる危険性が低下する上、内視鏡が不要になるなど患者の負担が軽くなることを確認した。
患者によって異なる上顎洞内のさまざまな形状に対応でき、手術時間も従来の半分程度に短縮することができた。
室木院長は「今後さらに安全な手術法の確立に務め、歯を失った患者に再びかめる喜びを味あわせたい」と話した。

 

写真キャプション
新手術法の説明をする室木院長=七尾市中島町の室木歯科口腔外科医院

 

(以上原文引用)